2016年07月22日
コクサイ ガスセミオートユニット組込み ~ロングメカボ篇~
こんばんは、主宰のはずのタクトレで生徒たちが自分より1秒以上早いタイムでコンマゼロ数秒を競い始め疎外感がすごい事になってる男、コシロです。
そんな憂鬱な思いと盛夏の蒸し暑さを吹き飛ばすがべく、今回は先日組込みの機会を頂いたSR25用ロングメカボへのコクサイユニット組込み、また前回書き忘れていたことについて書きたいと思います。
下が今回使うSR25のロングメカボ、上が比較用の通常sizeのver2メカボです。
こうしてみると前にも後ろにも長い事が分かります。
基本的には前回のver2メカボ組込時同様メカボ内側のユニットに干渉する部位をひたすらルーターで削りまくります。ver2メカボ後方のスプリングが覗く穴がないため、削る面積が増えています。
収められました。ユニットの位置を決める為のトリガーピン穴も開けなおします。
…と、ここでホースとストックが写っているのはホースラインの確認のため。
このホースラインの確保について前回記載し忘れていました。
前回のver2メカボ仕様
…あれ?この位置からホース出して、ストックどうやって固定してんのん?
そうなのです、M4はストックの固定に通常スプリングガイドにインしているナットを受けにしストック後端から挿し入れたボルトでストックを固定してますよね。
しかしこれではホースがそのラインを占有していてストックの取り付けが行えません。
そこで私は超画期的な新技術を開発しました。
接着です(爆)
自分のM4には、ストックパイプにくまなくこれを塗りたくりバッファチューブを接着してやりました。もう一生取れません(笑)
実はこれ、コクサイユニットの性能をフルに発揮するための苦肉の策なのです。
当初はホースを斜め下に誘導しQDスイベルポイントのあるエンドプレートの穴から出す案を考えていました。
ですが、コクサイユニットの特性として、撃発時ストライカーがホースの刺さったバルブシャフトを一瞬わずかに後座させガスを放出するという構造上、ホースに抵抗が懸かるとバルブ開放の邪魔となり著しく放出量が減り初速が低下するのです。(汗)
そこで自分のM4はバッファチューブを接着してしまい本来ボルトの通る穴を拡張しホースを真っ直ぐ後方に引っ張っています。
※最後のストックから出すところは、エルボを使い90°向きを変えています
と、ここで話をロングメカボに戻します。
前出の写真はロングメカボ故に後方にも余裕があることで、ストックを接着せずとも緩やかに下方に誘導すればバルブ開放の抵抗にならないのではないか?!と思案している最中のものです。
結果は大当たり!初速が低下することもなくホースラインを下方に持ってくることが出来ました。
その際ホースラインを確保するためメカボ後端はチョップしてあります。
んでストック固定用の受けになるナットをストックパイプ内にプラリペアで埋め込み。
最後に、通常のver2メカボより遠い位置にあるチャンバーに届くよう、次世代M4のノズルを加工したノズルエクステションを挿入。
先端の真鍮は電動ガンのシリンダーノズルです。
併せて、ノズルに通す形で設置するリターンスプリングのテンションを確保するため自作ノズルエクステションの付け根にスペーサーをかまします。(マルイ純正スタンダードM4の給弾ルートパイプを加工したもの)
これらは適度にテンションもかかり、抜けるような力がかかる所でもないので全て差し込んでいるだけです。
なるだけ、アンティークとなりつつあるコクサイユニットをオリジナルで維持するためです。
ノズル長が給弾及びBB弾の送り位置、気密の確保に適正か調整しテストして完成です‼‼
出来たぁぁぁぁぁ‼
所々に手作り感満載の粗もありますが、既製品でもありそうな雰囲気にまとまって良かったです。
自作ノズルエクステションも良かったのか、同じバレル&チャンバー使用でさりげに自分の使ってるコクサイユニット搭載M4より初速が出ました(笑)
御依頼主様の元に発送して一段落。
いい感じに、ロングレンジで無音でプスプス大量殺戮して頂ければ幸いです。(笑)
っと、ここでまた書き忘れる所でした…
コクサイユニット搭載メカボ、M4系のガワに載せる場合の注意点
①トリガーストロークが電動ガンより長いためロアレシーバーのトリガー穴を拡張しなければならない
②トリガー形状が電動ガンと異なるためセフティがかからない(これは加工次第でなんとかなるかも。その内挑戦してみたいですね)
取り敢えず以上です~
さて、タクトレのタイムアタック、少しでもタイム縮めなければ…(汗)
そんな憂鬱な思いと盛夏の蒸し暑さを吹き飛ばすがべく、今回は先日組込みの機会を頂いたSR25用ロングメカボへのコクサイユニット組込み、また前回書き忘れていたことについて書きたいと思います。
下が今回使うSR25のロングメカボ、上が比較用の通常sizeのver2メカボです。
こうしてみると前にも後ろにも長い事が分かります。
基本的には前回のver2メカボ組込時同様メカボ内側のユニットに干渉する部位をひたすらルーターで削りまくります。ver2メカボ後方のスプリングが覗く穴がないため、削る面積が増えています。
収められました。ユニットの位置を決める為のトリガーピン穴も開けなおします。
…と、ここでホースとストックが写っているのはホースラインの確認のため。
このホースラインの確保について前回記載し忘れていました。
前回のver2メカボ仕様
…あれ?この位置からホース出して、ストックどうやって固定してんのん?
そうなのです、M4はストックの固定に通常スプリングガイドにインしているナットを受けにしストック後端から挿し入れたボルトでストックを固定してますよね。
しかしこれではホースがそのラインを占有していてストックの取り付けが行えません。
そこで私は超画期的な新技術を開発しました。
接着です(爆)
自分のM4には、ストックパイプにくまなくこれを塗りたくりバッファチューブを接着してやりました。もう一生取れません(笑)
実はこれ、コクサイユニットの性能をフルに発揮するための苦肉の策なのです。
当初はホースを斜め下に誘導しQDスイベルポイントのあるエンドプレートの穴から出す案を考えていました。
ですが、コクサイユニットの特性として、撃発時ストライカーがホースの刺さったバルブシャフトを一瞬わずかに後座させガスを放出するという構造上、ホースに抵抗が懸かるとバルブ開放の邪魔となり著しく放出量が減り初速が低下するのです。(汗)
そこで自分のM4はバッファチューブを接着してしまい本来ボルトの通る穴を拡張しホースを真っ直ぐ後方に引っ張っています。
※最後のストックから出すところは、エルボを使い90°向きを変えています
と、ここで話をロングメカボに戻します。
前出の写真はロングメカボ故に後方にも余裕があることで、ストックを接着せずとも緩やかに下方に誘導すればバルブ開放の抵抗にならないのではないか?!と思案している最中のものです。
結果は大当たり!初速が低下することもなくホースラインを下方に持ってくることが出来ました。
その際ホースラインを確保するためメカボ後端はチョップしてあります。
んでストック固定用の受けになるナットをストックパイプ内にプラリペアで埋め込み。
最後に、通常のver2メカボより遠い位置にあるチャンバーに届くよう、次世代M4のノズルを加工したノズルエクステションを挿入。
先端の真鍮は電動ガンのシリンダーノズルです。
併せて、ノズルに通す形で設置するリターンスプリングのテンションを確保するため自作ノズルエクステションの付け根にスペーサーをかまします。(マルイ純正スタンダードM4の給弾ルートパイプを加工したもの)
これらは適度にテンションもかかり、抜けるような力がかかる所でもないので全て差し込んでいるだけです。
なるだけ、アンティークとなりつつあるコクサイユニットをオリジナルで維持するためです。
ノズル長が給弾及びBB弾の送り位置、気密の確保に適正か調整しテストして完成です‼‼
出来たぁぁぁぁぁ‼
所々に手作り感満載の粗もありますが、既製品でもありそうな雰囲気にまとまって良かったです。
自作ノズルエクステションも良かったのか、同じバレル&チャンバー使用でさりげに自分の使ってるコクサイユニット搭載M4より初速が出ました(笑)
御依頼主様の元に発送して一段落。
いい感じに、ロングレンジで無音でプスプス大量殺戮して頂ければ幸いです。(笑)
っと、ここでまた書き忘れる所でした…
コクサイユニット搭載メカボ、M4系のガワに載せる場合の注意点
①トリガーストロークが電動ガンより長いためロアレシーバーのトリガー穴を拡張しなければならない
②トリガー形状が電動ガンと異なるためセフティがかからない(これは加工次第でなんとかなるかも。その内挑戦してみたいですね)
取り敢えず以上です~
さて、タクトレのタイムアタック、少しでもタイム縮めなければ…(汗)
この記事へのコメント
まさか電動ガンに戻せるとはッッッッ!!!!
やはりコシロ氏の加工技術、発想にはいつも驚かされます~(///∇///)
で、次はどのジャンルをご予定で??(笑)
by. Show!Hey!
やはりコシロ氏の加工技術、発想にはいつも驚かされます~(///∇///)
で、次はどのジャンルをご予定で??(笑)
by. Show!Hey!
Posted by Death Knock at 2016年07月26日 13:12